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海外生活の心得 其の2 海外保険の種類とまとめ

前回は海外生活を始める上で、意外と盲点となっている【保険】に付いてお話をしました。

屋台での食事が原因での食中毒から肝炎、更にはひったくりなどの外的な要因での大怪我、もしくはそれが原因で死に至ったりする事も…

そこで今回は、「海外にいる間の保険って、どんなものがあるの?」という部分のお話をします。まず、海外にいながら利用できる医療保険の代表的な物は次のものです。

1)旅行者傷害保険

○メリット

・安い
・大抵の旅⾏行者傷害保険は病院でキャッシュレスで利用可能
・保険料の割に保証内容は充実している物が多く、死亡時保障もついているものもある
・日本を出発してからの、渡航時の荷物の保証も付くものもある

×デメリット

・契約毎に,新規契約となるので、次の契約時に【既往症】とみなされると、保証されなくなる。

総合評価(たなか私見)
一番手軽で、保証内容に対しての価格に割安感があるので日本⼈は利用しやすい。実際、企業が駐在員を海外に送る場合は、ほとんど旅行者傷害保険をかけている。但し、滞在が長くなる程、事故や病気などのリスクが⾼くなるので、その時の契約が切れた後は、保証がストップしてしまう。従って、最長3年くらいまでの滞在であればリスク回避法としても有効なのでは?

2)国民健康保険

○メリット

・最低料金で利用可能(⽇本での所得がなければ)
・既往症にも適応可能

×デメリット

・請求は、一旦自⼰負担で立て替えた後、日本に戻った際払い戻し⼿続きが必要
・上記手続きの際、領収書を和訳したり、⼿続きが少々面倒
・日本で同じ治療を受けた場合の治療額をベースに7割が戻ってくる
・渡航時の保証はつかない

総合評価(たなか私見)
既に既往症がある人は、これしか選択肢がない。世帯で加⼊となるので、⽇本の住⺠票がある親戚などに頼まないといけないかもしれないが、⽇本国内での所得が発生していなければ、保険料は最低額で利⽤可能。返⾦⼿続きは面倒だが、既往症がある場合は仕方がない。

3)ローカル医療保険

○メリット

・旅行者傷害保険と同じ位キャッシュレスで利用可能
・保証は⽐較的充実(妊婦の為の保証もあるものもある)
・居住地以外でも使える国際プランのものもある
・旅⾏行行者傷害保険と異なり、最初の加⼊入したときの条件で【更新】が可能→プラン途中で何かあった場合、継続的に保証が続く

×デメリット

・国⺠健康保険の感覚で利⽤すると、翌年の保険料は上がる
・渡航時の保証はつかない(オプションでは選択可能なものもある)
・私立病院の中には、【過剰治療】と判断され、保険会社が負担を拒否する場合がある
・既往症は保険料が割り増しされるか、免責を条件に加⼊入可能
・国際保証のあるものは、海外利用は一旦立て替え(請求額が⾼い場合、保険会社と病院の直接決裁が可能な場合もある)
・渡航時の保証はつかない

総合評価(たなか私見)
外国人でも利⽤用できるし、キャッシュレスで利用できるので、利用時は利便性が高い。長期の滞在の場合は、【更新ができる】という観点からは有効性が高い。但し、国⺠健康保険のつもりでどんどん使うと、翌年の保険料は調整される(上昇する)。また、全体的な医療費の上昇に対しても、価格の調整がある。既往症がない間は⾊々な保険を試すのも⼿だが、そうこうしている内に既往症が出てしまうと、今度は保険会社を変えるに換えられなくなるので注意。また、疾患によって、待機期間が設けられているので注意。

4)国際医療保険

○メリット

・海外居住者の為の保険なので、保証内容はかなり充実(妊婦の為の保証も付けられる)
・世界中で利⽤用可能
・外来請求は、⼀旦自己負担で⽴て替えた後、払い戻し手続きが必要(⼊院時は、保険会社と病院が直接決裁)
・旅行者傷害保険と異なり、最初の加⼊したときの条件で【更新】が可能→プラン途中で何かあった場合、継続的に保証が続く

×デメリット

・旅⾏行者傷害保険より割高
・既往症は保険料が割り増しされるか、免責を条件に加⼊可能
・国民健康保険の感覚で利⽤用すると、翌年の保険料は上がる
・渡航時の保証はつかない

総合評価(たなか私見)
滞在期間が⻑く、また居住地から出張などで更に海外へ渡航する機会の多い人には有効。保険料は割⾼だが、遺体搬送保証や、家族呼び寄せ保証、癌治療保証、⼈⼯透析保証など、保証内容はかなり充実しており、海外居住者が見落としがちなところまで保証が行き届いているところが魅力。但し、ローカル医療保険同様、【元を取ろう】という感覚でつかうと、翌年の保険料はアップするので、あくまでも【転ばぬ先の杖】として利用するべき。保険料をコントロールしたい場合、外来保証をなくすという選択肢も。


上記を参考に、皆さんの条件に合った医療保険を見つけて、海外安心生活をゲットして下さいね!

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Written by anngle

anngle

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