, ,

海外生活の心得 其の1 母国から離れた生活をするのであれば…

結構外国慣れしている方でも、以外と盲点になっている事が多い、【保険】や【病院】の事って、皆さんの海外生活準備のリストの中に入っていますか?

<まだ若いし、病気もしないから大丈夫!>とタカをくくっていると、予期せぬ不幸があるかもしれません。

実際にあったたなかの会社のアイルランド人コンサルタントの奥さんのお話。

彼女は、バンコクのスクンビットという大きなメイン通りを旦那(たなかの同僚)と歩いていました。すると、後ろからバイクに乗った二人組のタイ人に、突如鞄をひったくられそうになったのです!

運悪くひったくりのターゲットになった彼女は、鞄を斜めがけにしていた事が、言葉通り【命取り】になってしまいました。斜めがけだった為に、ひったくる際、鞄が身体に引っかかってしまい、バイクでスピードもあった為、そのまま倒れて地面に頭を叩き付けられてしまったのです。更に十数メートル引きずられ、ひったくりは諦めてそのまま逃走。この時点で彼女の意識はなく、病院に搬送されました。

集中治療室で意識のないまま3日を過ごし、植物状態が確定。アイルランドから息子と娘がかけつけましたが、変わり果てた母親の姿との対面となってしまいました。

集中治療室の利用は、バンコクで一般的に外国人が利用する私立病院だと、一日3万円以上かかります。死亡までの治療費を含めると、実に100万円を超える請求が求められました。

最愛の家族を失い、精神的な疲労や絶望感がピークの時、追い討ちをかけるような高額請求。【そんな事考えてる場合じゃないよ】という状況です。

国際医療保険

不幸中の幸いというべきか、【長期滞在】が目的だった彼女は、一般的な【旅行者傷害保険】より数倍カバー内容が包括的な、【国際医療保険】に加入していました。

海外居住者のために作られた【国際医療保険】では、治療費や手術室、集中治療室の利用費はもとより、何かの時の家族の呼び寄せ費用や、遺体の本国送還費用も保険会社が負担してくれるようなサービスがあります。

タイでそのような不幸があった場合、火葬にして本国へ送還するという方法が、費用的な事を考えると一般的なようですが、宗教上火葬が許されない家族もあります。その場合、飛行機のファーストクラスをチャーターする費用を家族が負担しないといけなくなりますので、法外な請求になってしまうことは、想像するのに難しくないでしょう。

<まだ若いし>と思っていても、慣れない海外での生活では、健康オタクのたなかでも最初の1年は病院に数回通う程でしたし、健康にいくら自信があっても、【事故】は予想がつきません。また、 確率的には少なくても、と十国に住む場合、【外国人=お金がある】という固定概念を持つ現地人からはターゲットにされやすく、このような犯罪に巻き込まれてしまう事もゼロではないのです。

母国から離れた生活を覚悟するのであれば、やはり念には念を入れた準備を心がけて下さい。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

Written by anngle

anngle

常に新たな角度を模索しつつ、これまでにないWebマガジンを作るために、命をかけてanngle(anngle th)らしい企画や、ネタ管理を行なっております。当サイトを読んだ読者のみなさまに新たな発想や、好奇心が湧きますように願う日々。

anngleのページ内にコメントを残す