タイにあるちょっと変わった多言語対応サービス

プリペイドマシーン
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この機械、タイに住んでいる方は見たことがあるのではないでしょうか。観光で来たことのある人はあまり見覚えがないかも?

しかしバンコク市内のセブンイレブンの店舗脇や、地下鉄駅構内など、相当な数が実は設置されています。これ、実は携帯電話の残高チャージ用の機械なんです。近づいてみると、タイ・カンボジア・ミャンマー・イギリスの国旗が。それぞれの国の言葉で利用できるようになっています。

言語によって使える機能に多少の差はありますが、基本はプリペイド携帯のリチャージ、そして携帯番号を利用した送金システムやオンラインゲーム、家庭用のWiFi利用料の支払い機能も含まれているようです。

タイのコンビニやスーパーでもできるのに何故?そう思い、同僚に聞いてみたところ「タイ語があまり得意ではないミャンマーやカンボジアからの出稼ぎの人が、コンビニやスーパーなどのレジを通さずに携帯電話にチャージできるから」「チャージする金額もコンビニなどよりも少額からできる」とのこと。

タイには周辺国からの出稼ぎ労働者が多いことは以前も書いたとおりですが、その数は想像以上に多く、特に人手不足に悩む都市部では「実はこの人もミャンマー人だったのか」ということが多くあります。2014年のミャンマー国勢調査によれば、国外で暮らすミャンマー人2百万人のうち70%がタイで暮らしているといいます。カンボジア人もタイに10万人以上が暮らしていると言います。彼らが体系だった言語学習機会を持てるかどうかといえば、ほぼそれは無理でしょう。

日本でも移民受け入れが話題ですが、こういった生活インフラをどのように整えていくのか、どういうサービスが必要なのか、というのは学ぶところが多いように思います。さて、5年後10年後、日本とタイの移民労働者はどうなっているのでしょうか。日本では定着するのか、タイでは拡大するのか。経済の規模だけではわからないものが、こういったところで見えてくるのがタイの面白いところです。

ミャンマー国勢調査結果(英語のみ。41-42ページに出稼ぎ労働者についての記述があります)

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