タイのスタジアムを行く〜バンコク都/72年記念スタジアム(後編)

日泰サッカー新世紀

試合開始まで約30分。メインスタンドでは、ホームのBECテロ・サーサナサポーターたちがすでにフラッグや横断幕を用意してその時を待つ。

今シーズンより加入してチームの中心選手となっている日本人、下地奨選手の姿も。

選手が入場し、スタジアム全体に国王を讃えるメロディーが流れるタイリーグならではの儀式。

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選手たちがフィールドに散り、いよいよキックオフ。

怪しげな空模様のせいか、あるいは交通の便にやや問題のある郊外へとホームスタジアムが移ったせいなのか、バックスタンドの景色はやや寂しい。

だが、バンコクから北へ約100キロに位置するサラブリー県からやってきた熱いアウェイサポーターの姿がバックスタンドの隅にはあった。

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キックオフの笛が鳴るとすぐ、雲に覆われた空からはやはり雨が落ちてきた。雨粒は次第に大きくなり、メインスタンドの観客たちは屋根のある上部に避難してくる。雨の中の試合は、ホームのBECテロ・サーサナが前半終了間際に先制するも後半同点弾を浴び、そのまま試合終了となった。

すっかり日の暮れた試合後、スタジアムの外では熱気が収まらないサポーターたちが発煙筒と打楽器を用いた宴を繰り広げる。

周辺環境を考えると帰りの足が不安だった。最悪の場合、ヒッチハイクも覚悟していたのだが、幸い、スタジアム前にはバイクタクシーが待機していた。タクシーが拾える場所までバイクタクシーで出て、再び「エアポートリンク」のラックラバン駅までの20分の道のりを進んだ。

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