浦和レッズのサッカー交流。チェンマイのHIV感染孤児らを招き、1年ぶりの再会!

レポート

Jリーグの浦和レッズがタイで開催している草の根国際交流「ハートフルサッカー in タイランド」は1日、会場をバンコク北部にある「クリスタル・フットボール・クラブ」に移し、引き続き行われた。チェンマイ市郊外にあるHIV感染孤児らでつくるサッカークラブ「ロムサイFC」のメンバー、6歳から17歳までの27人が招待され、レッズのコーチらとのふれ合いを楽しんだ。

招待されたのは、いずれもロムサイFCの選手で、チェンマイにある福祉施設「バーン・ロムサイ」で暮らす子供たちや周辺に住む一般の子供たち。これまでは「ハートフルクラブ」のコーチ陣がチェンマイまでメンバーを訪ね交流を続けてきたが、日程の変更から今回はバンコクに招いての開催となった。

ロムサイFCは2008年、ハートフルサッカー活動の一貫でレッズが施設を訪ねたことがきっかけとなって設立された。同じ地域内に住みながらHIVへの偏見や誤解からほとんど交流がなかったという子供たち。サッカーを通じて友情や支援の輪が広がり、今では一般の子供が施設を訪れ、同じロムサイFCの仲間として当たり前のようにサッカーを楽しんでいる。今回、レッズのコーチと子供たちは4回目の再会となった。

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午前9時半に始まったスクール。1年ぶりとなる子供たちは逞しく成長し、年長の選手らは鋭いシュートを放つなど、コーチ陣と互角の勝負を繰り広げていた。終了後は、笑顔で記念撮影。レッズがこの日のために持参したグッズを手渡すと満面の笑みで喜びを表していた。

参加した選手の一人、ボーイ君(16歳)は施設では面倒見の良いお兄さん役。「プロのコーチに直接指導を受けられて、とても嬉しかった。これからも、みんなと力を合わせてサッカーに励んでいきたい」と話していた。

一方、夜からはバンコク郊外のサッカー場で開催されたAFCチャンピオンズリーグ、浦和レッズ対タイプレミアリーグの強豪、ムアントン・ユナイテッドの試合を観戦。「ハートフルクラブ」のコーチやロムサイFCの選手らはこの日ばかりは一丸となってレッズに声援を送っていた。試合はレッズが1-0で勝った。

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孤児施設「バーン・ロムサイ」は1999年に設立された。孤児の多くがHIVで両親を亡くし、自らもウイルスに母子感染。現在、1歳から18歳まで30人が生活している。開設当初はAIDSを発症し命を落とす子供もいたというが、2002年から始まった抗HIV療法で発症を抑えることが可能となった。それでも毎日、一定の投薬が必要で、支援が欠かせないのが現実という。

治療費や薬代は高額で、施設ではバッグや衣類などを自作販売するなどしているが、ウイルスに耐性が生じた場合は新たに高額な別の薬を探さなければならない。施設を支援する日タイのNPO法人「バーン・ロムサイ・ジャパン」では、賛助会員への参加や寄付などを広く呼びかけている。

NPO法人「バーン・ロムサイ・ジャパン」のホームページは以下のとおり。
http://www.banromsai.jp

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