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角度を変えてタイからアジアを覗く

えっ?台風がタイ中心部を直撃?気象台が大雨と強風に警戒を呼びかけ!

雨期真っ只中のタイ。毎日午後になると黒雲が立ち込め、大きな雨粒が轟音とともに叩きつけるのが、この時期のタイ式集中豪雨。30分や1時間で上がることも多いが、道路は瞬く間に川となり、交通が至るところで寸断される。この時期特有の“風物詩”でもある。

ところが、今年は長時間にわたって雨が降り続いたり、激しい落雷が伴うなど「異常気象?」とも言えそうな空模様が続く。今週末には異例ともなる台風による被害がタイ全土で広がるとの予報もあり、タイ気象台は警戒を呼びかけている。

主にフィリピン沖で発生する台風は、北西に向けて移動しながら、次第に進路を北寄りに変えて日本などに進むのが一般的。

ところが、中国大陸に高気圧がある影響で、南シナ海にある台風20号(Gaemi=ケーミー)が北上できない状態が続いている。4日午前10現在の観測によれば、ベトナム・ダナン市の沖にあって西に向かって針路を取る。時速は最高95キロメートル。

中心の気圧は992ヘクトパスカルで通常規模の台風だが、今後は広範囲での風雨が予想される。気象台は5日から8日にかけて、タイ東北部→東部→北部の南部地域→中央部→南部→北部の北部地域の順に大雨と強風が増すとしている。

タイ風警戒区域

南シナ海とはインドシナ半島を隔てるため、台風の直接的な影響は、これまで少ないとされてきたタイ。洪水の悪夢に加え、予想もしなかった台風被害にしばらくの間、気が休まらない。

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