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知っていましたか?バンコクで「日本近現代史を識る会」開催中!

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夏の参院選が近づいてきた日本では、憲法のあり方や歴史認識をめぐって、喧々諤々、連日、議論が沸騰中。先日も、国会議員でない国政政党の党首の一挙手一投足が注目され、その顛末ばかりに関心が集まったが、同じ教育を受けてきた日本人でありながら「歴史認識」がどうしてここまで貧弱であるのか、そういった視点からの議論はあまり目にしなかった。

我々、戦後生まれの日本人が学校等で受けてきた「歴史」の学習は、縄文、弥生、古墳時代と専ら古代から始まり、途中、行事等で中断を繰り返しながら、結局、修了(卒業)までに「明治維新」に達していれば上々といったところ。大正、昭和といった近現代史に至っては、ほとんど「識る(しる)」機会がないと言っていい。

その後、大学進学や就職など社会に出てからといえば、日本人は仕事に人生に多忙を極め、また豊かになりすぎた社会にも支えられて、「一体、何があったのか」については、特に学習しようという意思でもなければ触れるチャンスさえないのが現実だ。

こうした中、日本列島からはるか南西に5000キロ、タイの首都バンコクで定期開催されている小さな小さな「勉強会」への関心が高まっている。「日本近現代史識る会」。バンコク大学の横山正明先生が主宰し、1ヶ月に1回だが、通算17回目を数えた。

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参加者は、バンコク近郊で暮らすに歴史好きや駐在員、自営業者、タイの大学に留学中の日本人大学生など。回を追うごとに口コミでメンバーも増え、現在は約30人。各回ごとに横山先生がテーマを設定して資料を用意。基本的な前提知識を学習後、ディスカッションを行うなどしている。

4月下旬に行われた第16回のテーマは「東京裁判」。「A級戦犯」の「A」は等級を表したものではないこと、日本政府が1951年に署名したサンフランシスコ平和条約には東京裁判を「受け入れる」とした記述があったこと、東京裁判の設置根拠は政府が受諾したポツダム宣言にあったことなどが改めて紹介され、正しい知識に基づく歴史検証の必要性が再確認された。

横山先生は「実際に何があったのかをきちんと学習した上で、歴史を振り返り、自分なりの意見を持つことはとても大切なこと。中途半端で曖昧な情報や理解からは誤った歴史認識しか生まれない」と話す。

ツイッターやブログなどインターネット上の情報が空中戦のように飛び交い、何もしなくても「それらしい」歴史情報が目の前に飛び込んで来る〝便利〟な時代。アナログでも主体的で確かな事実認識の大切さを同会の活動は訴えている。

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