新南ラオス紀行【第10回】-少数民族の村を訪ねた-

小堀晋一の Mai Pen Rai

その小さな村の入口に近づくと、どこからともなく子どもたちの可愛らしい歌声が聞こえてきた。手拍子に加え、打楽器を叩くようなリズムを刻む音。何かの民族音楽だろうか。どこか懐かしい優しい響き。自然と足が速まった。

藁葺きに高床式の質素な舞台。ここで、14、5人の子どもたちが、民族舞踊の練習に励んでいた。年長の“お姉ちゃん”たちが身振り手振りで、弟や妹に口上や舞いを教えている。抑揚のある澄んだ掛け声。打楽器と思っていたのは、ひび割れて使い物にならなくなったバケツだった。

ここは、ラオス少数民族の村。通訳が不在だったため詳しいことは分からなかったが、中国南部やベトナム、ラオス、タイ北部の広範囲に居住するミャオ族ではないかとみられている。紅を基調とした色彩あふれる着衣は伝統的な民族衣装であろう。花の髪飾りや刺繍など、さりげないお洒落にも、思わず頬が緩んだ。

ミャオ族は中国南部が最も多く900万人。ラオスでは約45万人にすぎず、全人口600万人の7.5%ほど。すべてのものに霊魂や生命が宿るとする精霊崇拝で知られ、米を主食とした生活を送っている。このほか、ラオスにはラフ族、アカ族などの少数民族も暮らしている。

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