福岡アジア文化賞・学術研究賞受賞のチャーンウィット博士がバンコクで受賞記者会見!

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福岡市などが主催する福岡アジア文化賞の2012年(第23回)学術研究賞を受賞したタマサート大学教養学部東南アジア研究プログラム上級顧問、チャーンウィット・カセートシリ博士の記者会見及びレセプションが30日、バンコクのホテルオークラ特設会場で開かれた。日タイ両国の文化・学術関係者、報道関係者ら多数が集まった。

チャーンウィット博士は東南アジアを代表する歴史学者であり政治学者。タイ近現代史のほか、抜きん出たアユタヤ史の研究で知られる。

著書「アユタヤの興隆-14~15世紀のシャムの歴史」「アユタヤ-歴史と政治」では、アユタヤ史を東南アジア史の中に位置づける斬新な研究手法で高い評価を得た。中世の国際都市アユタヤが東南アジア社会の中でどうあったのかを追求。単なる一王朝史にとどまらない独自の歴史観を提唱した。

研究の成果をまとめた代表作「アユタヤ」は英語や日本語にも翻訳され、学術研究所書としての価値も高い。

タイ・ラーチャブリー県出身。1941年生まれの71歳。タマサート大学政治学部を卒業後、アメリカのコーネル大学で博士号を取得。タマサート大学に戻り、教養学部長、学長などを歴任した。タイで初めてとなる東南アジア講座を開設、多くの研究者を輩出した。

福岡アジア文化賞は1990年に創設。アジアの文化振興と相互理解などに貢献した研究者・文化人らに毎年、贈られている。これまでに92人が受賞(タイ人は5人が受賞)。2001年(第12回)の受賞者、ムハマド・ユヌス氏は後にノーベル平和賞も受賞した。

チャーンウィット博士は今回、200人以上の候補者の中から選出され、受賞となった。

日本からは、2009年(第20回)に作曲家の三木稔氏が芸術・文化賞を、2010年(第21回)に現代中国研究者の毛里和子氏が学術研究賞を受賞するなどしている。

会見で、チャーンウィット博士は「タイ人として6人目の受賞者となったことをとても光栄に思います。長年、アユタヤ史の研究を続けてきて、教科書プロジェクトなどにも取り組んだことが評価されたと思っています」と受賞の感想を語った。

また、会見に同席した在タイ日本大使館の青木伸也広報文化部長も「博士の研究成果は受賞に十分値する価値あるものだと思っています。これを機に日タイの文化・学術交流が一層進んでくれれば」と話していた。

2012年(第23回)学術研究賞チャーンウィット・カセートシリ
http://fukuoka-prize.org/laureate/prize/acd/kasetsiri.php

受賞記者会見のフォトギャラリー:
http://bit.ly/Fukuoka-Asian-Culture-Prize-2012

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