今、世界で最も多くの日本人サッカー選手がプレーするリーグの一つであるタイ・プレミアリーグ。タイにいながら日本人選手同士の対戦や、日本人選手同士によるコンビプレーが見られることも珍しくはない。今週末もバンコク近郊で日本人対決が見られるかもしれない注目カードがあるので紹介しよう。
試合後、ファンにサインをする猿田選手●バンコク・グラスFC×ブリーラム・ユナイテッドFC(Leoスタジアム/26日18時)
まずは、パトゥムタニ県にあるLeoスタジアムで行われるこのカード。バンコク・グラスにはFW猿田浩得選手とMF滝澤邦彦選手、ブリーラム・ユナイテッドにはロンドン五輪を目指す日本代表候補にも選出されたことのあるDF本田慎之介選手が所属する。バンコク・グラスの猿田選手は昨シーズンのリーグべスト11にも選出されるなど、タイで最も成功している日本人選手と言っても過言ではなく、特に注目のプレーヤー。滝澤選手が出場すれば、日本人コンビによるホットラインが見られるかもしれない。一方のブリーラム・ユナイテッドの本田選手もここ数試合は定位置を確保、フル出場が続いているだけに、「日本人対決」が見られる可能性のかなり高いカードと言えるだろう。
◎Leoスタジアムへのアクセス
チームの攻守に欠かせない存在の河村選手
●BECテロ・サーサナFC×TOT SC(テパサディン・スタジアム/26日18時)
もう一つ、オススメしたいのがこのカード。BECテロ・サーサナにはJリーグ・ジェフ千葉などで活躍したFWの林丈統選手が今シーズンから加入、TOTではジュビロ磐田の黄金時代のメンバーとして活躍した守備的MF・河村崇大選手が攻守の要としてプレーする。ここ数試合、林選手は出場機会に恵まれていないだけに「日本人対決」が見られるかどうかは微妙なところだが、BTS国立競技場前駅を降りてすぐの非常にアクセスのいいスタジアムなのでぜひ足を運んでみてもらいたい。
◎テパサディン・スタジアムへのアクセス