昨年、洪水による大きな被害を受けたアユタヤ県にあるアユタヤ・スタジアムで9日、Jリーグとタイ・プレミアリーグの共催によるサッカークリニック「TPL / Jリーグ共催フットボールクリニック」 ~Let’s play, Let’s fund for the ones we care~が行われた。両リーグは今年2月にパートナーシップ契約を締結しており、当クリニックもその交流の一環として行われたもの。地元アユタヤの子供たちと現地在住の日本人の子どもたち計100名以上が参加し、元・Jリーガーのコーチらの指導のもとで元気に汗を流した。
丸山コーチも子供たちに混ざって汗を流す 雨季特有の豪雨で一時中断する場面もまた、クリニックに先立って、木場昌雄氏、丸山良明氏の「Jリーグアジアアンバサダー」任命式も行われ、Jリーグ・大東和美チェアマンより任命状が手渡された。両氏はともにJリーグとタイ・プレミアリーグの両リーグでのプレー経験があり、今後、Jリーグとアジアの架け橋として大きな役割を果たしていくことになりそう。Jリーグ放送も開始され、加速度的に本格化しているJリーグの「アジア戦略」が、拠点となるタイを舞台に動き始めた。
左から木場氏、大東チェアマン、丸山氏